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ロシア紅茶文化の世界観とロシアブランドティー
17世紀の帝政ロシアに中国から伝わり、300年の歳月をかけ独自に進化した今日のロシアンティー
意外に思われるかもしれませんが、「ロシアンティー」は紅茶の種類や、茶葉の産地を示す言葉ではありません。これは、ロシアのユニークな歴史、そこから生まれた生活スタイルが反映されたお茶の飲み方で、おもてなしの雰囲気、習慣、そしてサモワールに代表される伝統的茶道具を使ったロシアの茶文化、さらには世界観とも言えます。ロシアブランドの紅茶は、ロシアの広大な領土で育つ果実、花弁、ハーブがふんだんにブレンドされ、芳醇な香りを楽しめるものが多くなっています。一方、クラシックフレーバーの紅茶では、砂糖の代わりにベリーのジャムやハチミツを入れる飲み方が広く知られていますが、紅茶そのままの味と香りを楽しみながら、ジャムやハチミツをスプーンで食べるスタイルも、ロシアの人々の間で広く愛されている紅茶の飲み方です。ここではロシア紅茶市場を代表する企業「MAY LLC」が展開する個性豊かなブランド「MAISKY」、「RICHARD」、「CURTIS」の商品をご紹介します。それぞれの個性をお楽しみください。

RICHARD
(リチャード)

イギリス由来のブランドですが、ロシアメーカーならではリブランディングを行い、ロシアだけではなくて世界30カ国以上の市場に進出している、人気が高いプレミアムブランド。
歴史と沿革
RICHARD(リチャード)は英国にルーツを持つ世界的なクラシックブランドです。
19世紀、イギリスの王室や貴族たちに紅茶を献上していたティーハウスの1つが「RICHARD」です。時は流れ、2014年にロシアのトップクラスの紅茶メーカー、MAY LLCが高品質の茶葉を使用して当時のレシピを再現したシリーズを新ブランド「RICHARD ROYAL TEA」として発表しました。
現在ではブラックティー、グリーンティーだけでなくハーブティーのコレクションを提供しています。RICHARDのすべてのブレンドは英国の伝統的スタイルを踏襲しており、それぞれが個性的なものになっています。多種多様な品種の茶葉やハーブ、スパイスを巧みに組み合わせることにより、個々のブレンドが王室の輝きを放ちます。
ブランドを通してのテーマは、英国王室で愛飲されていた紅茶です。世界中の茶園で収穫されるプレミアム品種の茶葉を使い、ラインナップには当時のブレンドを再現したフレーバーティーだけでなく、現代風なアレンジも取り入れています。
紅茶を愛する国、ロシアからの伝統の味【MAISKY】の紅茶
ロシアブランドティーの代表格です。クラシックな味わいと香りは、ロシア人が愛してやまない伝統の味。ロシア文学や工芸をモチーブにするパッケージ。ロシアで知名度が一番高い紅茶の1つです。

MAISKY 
(マイスキー)

ALTAIVITA
(アルタイヴィタ)